はじめに

こんにちは。
グッドホーム豊田お客様サポートスタッフの工藤です。
私は2018年に、マイホームを建てました。
こちらのコラムでは、
「初めての土地探し」「初めての家づくり」を経験し、
実際に『漆喰と無垢の家』で3年間生活して感じたことを、
リアルなエピソードを交えながらお伝えします。
皆さまの夢のマイホームづくりに、少しでもお役立ていただければ幸いです。
今回は、わが家の年間光熱費と、太陽光の売電収入の推移について、
包み隠さずすべてをお伝えします。
わが家の太陽光発電について

※こちらの価格表は、経済産業省 資源エネルギー庁のwebサイトよりお借りしております。
私たち夫婦がマイホームを建てたのは、2018年。
当時は、10kW以上の「全量買取」を選択することができたため、共働きで、在宅時間が短いわが家は、迷わずそれを選択しました。
屋根には、10.325kWの太陽光パネルを設置しました。
発電した電気の買取金額は、1kWh当たり、18円+税
買取金額が年々下がっている中、この金額が20年間保証されているのは、大きなメリットだと感じています。
1年間の売電金額

マイホームで暮らし始めて、丸3年。
最初のうちは、毎日発電量をチェックして、一喜一憂していましたが、最近はほとんど確認していません。
以前は、紙の明細が届いていましたが、現在はペーパーレス。web上で、発電量の推移をチェックすることが可能です。
上の棒グラフは、受給料金、つまり売電金額の推移を示しています。
ピンク色は2020年、青色は2021年の金額です。
2020年の最高金額は、5月入金分の28,353円(4月に発電)
2021年の最高金額は、8月入金分の30,016円(7月に発電)
年間の売電金額の合計は、約250,000円
「月に20,000円ぐらい発電してくれたらいいなぁ」
と考えていたので、その希望がクリアできている現状にほっとしています。
わが家の光熱費

こちらの表は、わが家の毎月の光熱費と太陽光発電の売電金額をまとめたものです。
わが家は、
・夫婦2人暮らし
・共働き(夫は夜勤有り)
・給湯器と調理機器、暖房機器(ファンヒーター)はガス
・夏と冬は、エアコン1台つけっぱなし
2021年1月から12月までの光熱費の合計は、175,086円
1ヶ月当たり、約15,000円ですので、夫婦2人暮らしの世帯の平均よりは高いかもしれません。
一方、太陽光発電の売電金額の合計は、250,384円
毎月、約20,000円のお金が、銀行口座に入金されています。
(→ そのお金は、将来の繰り上げ返済のために、運用しています)
わが家は、「全量買取」を選択したため、発電した電気を自宅で使っているわけではありません。
ですが、自宅で消費する電力は、自家発電で十分に賄えていることがお分かりいただけるかと思います。
太陽光発電の売電金額と光熱費の比較

こちらのグラフは、太陽光発電の売電金額と光熱費を比較したものです。
グレーの折れ線グラフは売電金額の推移、青色の棒グラフが光熱費を示しています。
1月と8月は、2種類のグラフが交差しています。
つまり、売電金額よりも光熱費の方が高くなっていることを表しています。
一時的に、光熱費がオーバーすることはありますが、年間で見れば、売電金額が約75,000円のプラスとなっています。
まとめ
2022年現在、太陽光発電を採用されるお客様は減っています。
電気の買取金額が下がったことで、メリットが少ないと判断されるケースが多いようです。
しかしながら今後、「太陽光発電の設置が義務化される」という話も耳にします。
現在、原油価格の高騰によって、私たちの生活にも大きな影響が出ています。
自宅で消費する電力を太陽光発電で賄うことができれば、家計にゆとりが生まれる可能性もあります。
太陽光発電の恩恵を受けられるかどうかは、立地条件、家族構成、生活スタイルによっても変わります。
最初から「不要」と判断するのではなく、一度シミュレーションされることをオススメします。
初めての家づくりは不安がいっぱい。
そんな不安を一つ一つ解消し、家づくりを“楽しんでいただきたい”と私たちは考えています。
土地探し・家づくりに関するご相談には、随時対応しております。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
【施工エリア】
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【新築実績有り】