「両親に、永く健康に暮らしてほしい」

そんな思いから始まった、今回のリフォーム計画。

4月2日に、設計士さん、大工さん、建材商社さんに、現場を見ていただき、

4月9日に、ファーストプランの提案（仮見積もり）を受けました。

その後家族会議を重ね、GWに入る前に、仕様（デザイン・色）を決定。

5月17日（火）より、ついに工事が始まりました。

まずは、玄関ドアの交換。

今回選んだのは、LIXILの『玄関引戸JS』という商品です。

14種類のデザインの中から、最終的に『26P型』を選択しました。

玄関ドアの交換は、丸1日で完了します。

今ある枠の上に、新しい枠を取り付ける「カバー工法」ですので、壁や床を傷める心配もありません。

（建物の状態によっては、別の工事が必要となる場合もあります）

実家のビフォーアフターは、上の写真のとおりです。

ボロボロだったポストも、このタイミングで交換。

母がセレクトした可愛いポストがついたことで、以前に比べて華やかな印象に生まれ変わりました。

見た目だけではなく、使い勝手や防犯性もup！

以前に比べてガラスの面積が増えたため、玄関の内側も明るくなりました。

住宅の中で、最も熱の出入りがしやすい場所は「窓」

新築住宅の場合は、断熱のために、高性能の窓を選ぶお客様も多くいらっしゃいます。

現在は、賃貸アパートであっても、ペアガラス（複層ガラス）が採用されていることが多いです。

しかしながら、築40年の実家は、もちろんアルミ製のシングルガラス（単板ガラス）

冬になると、大量の結露が発生してしまいます。

掃き出し窓に内窓をつけることは、今回のリフォームにおける、最優先事項。

見積もり金額によっては、玄関ドアの交換は諦めるつもりでしたが、

「内窓だけはつけたい」

と、計画当初からリクエストしていました。

今回設置したのは、LIXILの『インプラス』

ビフォーアフターは、上の写真のとおりです。

窓まわりの壁は、元々は土壁でしたが、窓枠の設置と同時に、断熱材（グラスウール）も追加。

その上に石膏ボードをはって、漆喰で仕上げてもらいました。

壁紙（ビニールクロス）の方が安くできるでしょうが、漆喰推しの私としては、それだけは譲れませんでした。

ちなみに母によると、昨年の冬は、朝起きたときの室温が8℃を下回っていたそうです。（無暖房）

内窓をつけたことで、果たしてどれくらい室温が変わるのか？

また、結露は無くなるのか！？

…冬になるのが楽しみです。

元々、今回のリフォームでは、窓・玄関・壁の断熱を行う予定でした。

しかしながら、計画を進めていくうちに、急遽「床断熱」も追加することに。

断熱材（スタイロフォーム）と畳が一体化した

『スタイロ畳』という商品を、設置してもらうことになりました。

畳交換後の仏間は、写真のとおりです。

（ビフォー写真は撮り忘れてしまいました。すみません）

最近の住宅では、琉球畳風の『縁無し畳』を選ばれる方が多いですが、

今回のリフォームでは、あえて『縁あり畳』をセレクト。

縁のデザインも、昔に比べてかなり増えていて、選ぶ楽しさもありました。

畳表は、天然のい草。

小さなお子さまがいらっしゃる場合は、お手入れのしやすい和紙畳を選ぶ方が多いですが、

施工直後のい草の香りも、ぜひ一度体感していただきたいなぁと、改めて実感しました。