はじめに

こんにちは。
グッドホーム豊田お客様サポートスタッフの工藤です。
私は2018年に、マイホームを建てました。
こちらのコラムでは、
「初めての土地探し」「初めての家づくり」を経験し、
実際に『漆喰と無垢の家』で3年間生活して感じたことを、
リアルなエピソードを交えながらお伝えします。
皆さまの夢のマイホームづくりに、少しでもお役立ていただければ幸いです。
今回は、《スタッフの実家リフォーム計画》の番外編?
壁の仕上げに、ビニールクロスではなく『漆喰』を選んだ理由について、赤裸々にお伝えします。
実家リフォームの最終仕上げ
6月1日に完了した、《スタッフの実家リフォーム計画》
※リフォーム内容については、過去ブログをご確認くださいませ。
今回のリフォーム最大の目的は、ずばり断熱。
冬の寒さを和らげるために、掃き出し窓の内側に「内窓」を設置し、
さらに窓まわりの壁に、断熱材(グラスウール)を追加してもらいました。
上の写真は、実際の施工風景です。
元々、窓まわりの壁は、昔ながらの土壁でした。
その部分に、グラスウールを詰め込んで、上から石膏ボードが貼られました。
一般的に、ボードを貼ったあとは、壁紙(ビニールクロス)で仕上げるケースがほとんど。
ですが今回は、私自身のこだわりで、あえて『漆喰』を塗ってほしいと強くリクエストしました。
わたしが『漆喰』にこだわった理由 ~ビニールクロスのリスク~
グッドホーム豊田のお家は、『漆喰と無垢の家』
室内の壁・天井、収納の内部まですべて『漆喰』が塗られています。
グッドホームで働いていると、『漆喰』はとっても身近なものですが、
日本全体では、9割以上の住宅で『ビニールクロス』が使われているそうです。
『ビニールクロス』とは、ポリ塩化ビニルを主原料とする壁紙のこと。
カラーバリエーションが豊富で、石目調や木目調など、デザイン性が高いものが人気です。
また、施工がしやすく、工期が短いため、「できるだけお金を掛けたくない」という方には向いているかもしれません。
ただし、材料に化学物質(ホルムアルデヒド)が含まれているため、シックハウス症候群を発生してしまうリスクが懸念されます。
「F☆☆☆☆」と書いてある、シックハウス症候群対策ラベルが貼られているものを選ぶことで、リスクは多少軽減しますが、
施工時に使う接着剤にも化学物質は含まれているため、その点にも注意が必要です。
私の実家は、60代の両親2人暮らしですが、
車で30分のところに妹家族が住んでいて、頻繁に出入りしています。
大人だけの暮らしであれば、「少しでも安く」と考えてしまうかもしれませんが、
孫(子ども)たちが遊びに来るのであれば、健康リスクに配慮するのは大切だと考えます。
わたしが『漆喰』にこだわった理由 ~漆喰の魅力~
グッドホーム豊田で使用している漆喰は、『無添加住宅』さんのオリジナル漆喰です。
主成分は石灰岩で、化学物質は一切含まれていません。
(100円ショップ等で手に入る安価な漆喰には、接着剤が入っていることが多いです)
私は、大学を卒業してずっと、住宅会社で働いています。
新卒で勤めていた会社では、9割以上の住宅で、『ビニールクロス』を使っていました。
ビニールクロスの家と漆喰の家を比較して、2つの違いを1番実感できるのは、施工直後です。
ビニールクロスの家の場合は、施工後数ヶ月間、独特なニオイを感じます。(いわゆる新築臭)
人によっては、気分が悪くなってしまうことや、頭が痛くなってしまうこともあります。
漆喰に関しても、施工直後は、生乾きのようなニオイ(磯の香り?)を感じます。
こちらは、材料に含まれている天然のりのニオイなので、身体に害があるものではありません。
新築の住宅の場合は、壁紙を施工してから引き渡しまでに、多少の期間が空きます。
その間に、化学物質のニオイは、ほとんど気にならなくなることが多いです。
一方、リフォーム工事は、住んだ状態で行うことがほとんど。
そのため、施工当日からイヤなニオイと共存しなければなりません。
頭痛などの健康被害が発生する可能性も、もしかしたら新築の住宅以上に高いかもしれません。
住みながら行うリフォーム工事の場合こそ、
「ビニールクロスではなく、漆喰を選ぶべき」
実家のリフォームを経験して、改めて実感しました。
まとめ

グッドホーム豊田では、新築はもちろんのこと、
リフォームやリノベーションのご相談にも、柔軟に対応しております。
(マンションリフォームの実績もあります)
経験豊富な設計士が、お客様の気持ちに寄り沿ってご提案させていただきます。
しつこい営業は一切行いませんので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
【施工可能エリア】
愛知県全域、岐阜県の一部
【新築実績有り】